ローズウッドがワシントン条約に

今年に入って、ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)だけでなくローズウッド全般がワシントン条約規制品目に追加されました。ハカランダよりは緩い項目なので、申請の手続きさえ行えば輸出入可能のようです。
が、しかし希少材になっているのは明白な事実ですので、いずれこれらの材を使って製作された楽器は徐々に入手は難しくなりそうです。

10年くらい前からローズウッドの家具が減りウォールナットの家具だらけになったので、イヤな予感はしてました。ウォールナットも数十年後、いずれ規制品目になったりするのかなぁ。

普及価格帯のクラシックギターの指板やブリッジが染めたメイプルになる事もあるかもしれませんね(>_<)


マーティンなんかは代替え可能なエコ素材ギターの開発もやってますし、オーストラリアのコールクラークは、銘木を使わず別の木材を利用したギターを製作されているようです。
おそらく日本のメーカーも代替え素材の研究はされているとは思いますが、そんな中から名器が出てくると良いですね。

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■オマケ写真

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数年前ヤフオクで格安で落とせた、ハカランダ突板仕上げの棚

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我が家のハカランダ材ストックの一部

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まだ規制外のグラナディロ材。重くて硬いです。


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規制材ではありませんが、神代杉で作ってみた2年ほど寝かせてあるウクレレのボディー。

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ギリギリの薄さと強度で良い感じになりそうだったのですが、まさかのブックマッチじゃない箇所からの割れが発生。やり直しです(>_<)。

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