人形制作日記その1【三途の川の船頭カロン01】
今年の始めくらいから、人形作りを趣味の時間の7割ほど裂いてやっています。
ドールとフィギアの間くらいの表現で、色々と自分なりの個性を試行錯誤するのが楽しいです。
来年からはこれらの人形で撮影して2、3年後くらいには映像(ショートフィルム)として発表できたらいいな~、なんて思います。シナリオは二本分、もうすでにほぼ出来上がっていて、登場キャラクターとしての設定を持った人形を制作中。
現段階の私の人形作りの方針
・デザインは私のオリジナル
・スケールは1/6(撮影セットは除く)
・ボディは、オビツの素体を利用。頭、手先、足元は制作
・髪の毛の表現は、ディップアートの技法を取り入れて個性付
・衣装は手作り。布ではなく紙をメインに。例外アリ。
特に私なりの髪の表現で悩んでいたのですが、装苑のアクセサリー制作記事のディップアート(アメリカンフラワー)技法をみて、『これだ!!』と閃いて、制作がいっきにノリノリになりました。
そのうち、作業がはかどっている【三途の川の船頭カロン】の、人形制作日記その1
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この写真のカラフルに散らばっているのが、髪の毛になります。ワイヤーとマニキュアで制作。
左のヘンなのが、今回の頭部。

石粉粘土でチャチャッと頭部を作って、ジェッソ塗り後、アクリル絵の具で塗装。眼球にはマニキュアを塗ってます。ディップアート技法で作った、髪の毛を一枚づつ貼っていきます。鼻ピアスも付けてみたり。

ボディに染めたティッシュを貼りながら、ブーツも造形し始める。手首の芯は針金と粘土で。手は針金の長さを調整後、細かく切った染めティッシュで肉付け予定。胸部はちょっとボリュームアップ。
今回、衣装のメインパーツは、会社で使ってたサンダルの甲部分を利用。壊れて捨てる時に甲部分だけ切り取ってストックしておいたのです♪もちろん良く拭いて除菌、脱脂もしてあります。

頭部に、黒染めティッシュとサンダル廃品パーツをかぶせ、頭部の様子見。ネックレス用のチェーンも巻いて仮止めしてみました。うむ、イイ感じじゃないか♪

胸元に大き目のアクセサリーがほしくなったので、ボール紙の上に粘土でアタリ取り。その後造形。

で、色々、作りこみつつ、今現在、全パーツ装着するとこんな感じ。三途の川の船頭の設定なので、衣装の重ねは逆にしてみました。
次回につづく
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