創作撥弦楽器(ソプラノギター)
2004年10月29日完成
絵の仕事とは関係ないのですが自作の弦楽器をのっけたいと思
います。忙しい合間をぬってチマチマ作ってたので、2年程か
かりました。設計もオリジナルで、ケースも自作しています。
スペックは次の通り。
ナイロン弦仕様/6弦6コース
弦長/400ミリ
音域/市販のギターの1オクターブ上
表面板/アガチス単板
ボディ横/ブナ
裏板/桐
ネック/マホガニー
指板/真黒檀
ブリッジ/ローズウッド
ナット/真黒檀
サドル/牛骨
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音はチャランゴに似ていますかね。
高音域を奏でる楽器にしたかったので、反応と 音のノビを付けるのに、表面版は3ミリほどの厚さ ですが、ボディーの横と裏は相当分厚く出来ています。 ネックも分厚く、幅もナット部で65ミリあります。
クラシックギターの系の左手の使い方が、イヤでも 身に付く仕様にしてあります。
胴の深さは外寸で110ミリ、内寸で97ミリです。
表面板は3ミリですが、裏板の桐の厚さが10ミリとっているためです。ギター属ではありますが、高域の音を出すために、側板、裏板は相当厚く取っています。低音部が死なないように容積を確保し、サウンドホールも小さめにとっています。
あくまで実験的な試みで製作した物ですが、ジャランと弾いた時にネック部まで完璧に振動していたので、そこそこ満足しています。重たいですけど。
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2005年3月7日 その後の経過
うーん、高域を意識した作りにしたせいか、低音側3弦の音がイマイチです。
高音側3弦を復弦にして低音部をバッサリなくしてしまおうかな、と画策中・・・。
いや?まてよ・・・おお!良い事閃いた!結果はまた。