日本人の娯楽の多様化

ここ2,3年、休日、色んなオフ会(もちろん本業のゲーム系は除外)に顔を出して、最近の若者~中高年と接しています。本業、親族以外の知り合いだけでも、この期間だけでも300人以上の人と話をしているんじゃないかな。

mixi、カラオケ、柔道関係が多かったのですが、そこの人脈から派生して、また色んな方々と。

ネット環境を、若い世代が携帯電話等で、あっという間にコミュニケーションツールとして活用してきた影響の大きさを目の当りにする事が、本当に多いです。

一番感じているのが、俗に言う「ニッチ」や「マイノリティ」が、ネット上で情報や人を繋げて、それなりの市場が出来ていたりする反面、TVや新聞等の広告媒体の影響力が恐ろしい勢いで衰退していることでしょうか。

このスピードの速さは想像以上です。

解りやすい例として、ちょっと前までは2chやニコ動なんて、それこそニッチな娯楽でしたが、今やニコ動は、去年の12月の時点で会員数1,500万人突破しています。20代が中心のユーザー層ですから、この数は無視できる数字じゃありませんよね。こういった層が、どんどん新しいことをして行くと、TVは、あと10年持たないんじゃないかな。財力を持った素人さんがドキュメンタリー撮ったり、気象庁と連携して気象情報流し始めるのは時間の問題。

家で出来るニコ動一つ採ってもコレ。映像のみだとyoutubeも。
他、屋外での娯楽の多様化も凄まじいです。

それに加えて、他の携帯電話関連のアプリや、メール、会話時間などで、ことごとく若者の娯楽時間を奪われているので、TVゲームする時間もお金も削られるのは、当たり前なんですね。

あ、そうそうmixiアプリも最初は「ふーん」って感じでみてたのですが、あっという間にユーザー数を伸ばし、サンシャイン牧場だけでも、ユーザー数が500万人近くまで・・。ブラウザー開いたままで気軽に無料で出来るゲームの恐ろしさを知りました。これだけの人がこの無料アプリをやっている時間、TVゲームをやらないわけです。もう、立派なライバル。


結果一つの娯楽にハマっても、他の沢山の娯楽の誘惑が付き纏いますから、ユーザーが飽きやすいのは確かです。そりゃそうだ。

この辺の話をしてると、今、現在の状況だけを見て、日本の市場だけが変なんだ~っていう人が大多数です。でもね、世界のインフラが今の日本以上に快適になった時、どんなことになるんでしょう。また一つ大きな波が来そうな気がしてなりません。


あ、なんか久々の、まともコラム日記だ・・・

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