柔道教室を開いてみました

意外なことに、ウチの会社の若手から「柔道やりたい!ってか、体動かしたいッス!」との声があがったので(リップサービス込みかな?)、日曜に柔道教室を開いてみました。参加者はなんと10人。
最初数人だったら、mixi柔道同好会に誘おうとも思ったのですが、話を聞くと、皆ほぼ体育でかじっただけで、特に運動部経験もなさそうなので、いきなりは危険だと判断。すこし時間を長めにとって、礼法、受身から。ケガをさせないように細心の注意をはらってやってみました。
初心者中心なのでこんなかんじのメニューで、自由に休憩をとってもらいながら4時間半。
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■1 準備運動
・柔道衣の着付け
・軽めのストレッチ
・準備体操
・ストレッチ
・前転(でんぐり返し)2回
まず、ポイントは準備体操をするための軽めのストレッチ。慎重でしょ。
でも、前転をやったあと、体が痛いとか目が回ってクラクラする人が数人・・・。
■2 礼法
・立礼
・座礼
これは基本。まずこれが出来ないと武道をやる資格はありませんよね。
■3 受身
・後受身
・横受身
・前回り受身
・前受身
・すり足
・自然体、自護体の解説
体育でやっていた人も多かったせいか、そこそこ教えるのも楽でした。とにかく最初は顎を引いてヘソを見る癖を付けさせるのを反復練習。まず頭を打たないところから。その後、腰がつくのと同時に手を畳に打つ動作へ。丁寧に丁寧に・・。
■4 立ち技の解説
・大腰
・小内刈
・大内刈
・大外刈
・背負投
・一本背負投
・払腰
・内股
・体落
とりあえず代表的な技を、皆で動いてもらいながら、一つの技15分くらいづつ、理合を説明しながら指導。
技に興味をもってもらうのが目的。最初はこんな技があるんだなぁ~って意識してもらうところから。やりたい技が出てきたら詳しく、各個人の技能、体格、体力に応じて教える予定。
■5 簡単な乱取り
・反則技の解説
・私相手に一人5分程度、技をかけまくってもらう。私は受けるだけ。
最初は無茶苦茶でもいいから、取っ組み合う楽しさを知ってもらう。ここでクタクタになった人も続出。
■6 乱取り
・寝技の簡単な説明
・無理をしない程度に、皆で組み合って立ち技のみの乱取り。
■7 自由研究
・技の技術の質疑応答
今日やった中での質問受付。背負投を徹底して教えてほしいという人、続出。直前まで「柔道部物語」を皆で回し読みしていたらしい・・。影響されまくり・・。
■8 礼
・正座、黙想
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まだまだ遠そうだけれど、皆、真面目で飲み込みも早かったので(親バカ?)、体力がついてくれば、もしかしたら同好会くらい作れるかも。社員をケガさせちゃ身もフタもないので次回も慎重にメニューを組んでみようと思います。
ある程度、形になって体力の付いてきた人が出てきたらmixi柔道同好会にも誘ってみるつもりです。無理かなぁ・・・。